経営トップに物申した

経営トップが社員3〜4人ずつと話をする「タウンホールミーティング」なるイベントに呼ばれ、同年代の3人とともに参加した

気が進まないが、断るわけにもいかず、嫌々ながら参加した

 

辞めさせられるのだから、将来のあり方なんかトップと話し合ったってしょうがないわけで、興味も関心もない

ずっと黙っていたところ、発言を求められたので、自分の早期退職にちなんだ話をした

 

おおむねこんな感じ

自分はもう来年6月に辞めることが決まっている

昨年9月に部長面談で将来の身の振り方を考えてほしいと言われ、さらに年末には、新陳代謝を加速させるように経営トップから指示が出たので退職時期を前倒ししてほしいとも言われた

今年6月に辞めた人も多かったが、来年辞める身なので参考にしようと、辞めた人たちに話を聞いてみると、自分だけでなく、肩叩きされた人が多いことがわかった

そのようにして辞めさせられる人は、がんの宣告を受けたのと同様、戸惑いとショックを受け、孤独だ

どのような経営方針や構想でリストラが内々に行われているのか、全体像を知らされずに、個々に肩叩きを受けて辞めさせられているが、せめて自分が何に巻き込まれて辞めさせられるのか、状況を理解したいので、全体像を説明してほしい

 

それに対してトップの答弁は、

新陳代謝のための非公式の退職勧奨は従来行われていた(急に増やしたわけではない)

定年近くなると任期の関係で担当顧客が減るので、高い給料とのバランスが悪くなり、辞めてもらうしかなくなる

今後は処遇の制度を見直し、給料を下げて、残りたい人は残れるようにする

といったようなことだった

 

自分としては、これから処遇制度がどう変わろうと自分にはもう関係ないので、どうでもいい話

タウンホールミーティングで話したいことなど他にないのだということが伝わればそれでよい

既に愛想も尽き果てているので、言いたいことを言い、所定の終了時刻が来て終わり、このイベントをやり過ごせた