同僚たちの退職挨拶

昨日は、6月の最終営業日だったので、6月末退職者たちの退職挨拶メールが幾つも届いた

でも、必ずしも全員ではなく、出さない人もいる

自分もちょうど一年後に退職だけど、おそらく出さない

一斉配信はするなというのが職場のルールだが、実際には退職者たちの挨拶メールの多くは一斉配信で、最後だからまぁいいやと黙認され、本人たちもそれを期待して送っているのだろう

気持ちは分かるし、今後のプライベイトの連絡先や身の振りが書いてあると興味深いので、もらって迷惑ということはない

だが、自分は、一斉配信禁止の掟を利用して、それを大義名分にして送らないつもり

 

「後進に道を譲ってください」と上司から言われて辞めるのは、形の上では任意の自己都合退職だけど、実質的には退職勧奨であり、リストラされたということ

無関係の同僚たちには恨みも憎しみもないが、何となく、接触を最小限にしたいし、ひっそりと気づかれずに去るのがいいかなと

だから、私と同じ実質退職勧奨の憂き目に遭って、それでもなお感謝の言葉を述べつつ退職挨拶メールを送れるのは立派だと思う

 

業績は良くて、人手不足なのに、大勢のシニアを切るのは、端的に言えば年齢差別

人の有効活用も考えずにとにかくクビを切ってしまえというのは、経営陣の怠慢であり、権力を振るって自分の力に酔いしれたいだけだろう

 

老兵は死なず、ただ去り行くのみ